イギリス大学院留学 生活日誌

20代最後の挑戦!思い出として残しとこう。

Seminar

私の大学ではPre-sessional courseを終えてPostgraduateに進学するためには、3つのテストをクリアしないといけません。もともとIELTSのスコアが足りなくて、その分のスコアを補う為にpre-sessionalを受講するので、それなりに厳しいです(´・ω・`)

 

1つは2000wordsのessay、2つ目がクラスメートとペアで行うpresentation、そしてseminarです。セミナーと聞いて、なんとなく講義を受けて質問とかする感じかなーって軽く考えていたのですが、実際のセミナーは全くの別物で、4人1グループで事前に課される講義について約30分間ほど話し合うというものでした。もはやDiscussionとかにしたほうが分かりやすい、、

 

セミナーのテストは2日間に渡り、午前中は通常の授業をした後、午後からグループ毎に指定された時間に教室へ行ってスタートします。課題となる講義はその日の11:00丁度に大学のサーバー上にアップされ、1日目・2日目とで違う講義が用いられるとのことでした。私のグループは14:00にテスト開始だったので、テストまで3時間あるのですが、この講義自体が1時間弱あるので、移動時間などを考えるとそんなに何回も繰り返して観ることは出来ず、重要だと思う部分だけを理解するので精一杯です。このセミナーのテストでは1人につき最低1つはグループのメンバーへ質問をすることが合格の最低条件になっているので、その為の質問も考える必要があります。これが難しい、、、

暗黙の了解というか、なんとなくお互いに協力し合って話し合いを進めていくので、他の人が答えやすい質問を考えます。笑

 

私たちの講義のテーマは「第二言語習得」についてでした。非英語圏の人が英語を学ぶことの難しさや、反対に英語を母国語とする人が英語以外の言語を学ぶことについて。様々な言語の成り立ちや歴史、または発音や形、文法の特徴などありとあらゆることが約一時間に渡って語られていました。興味は引かれるし内容もそれなりに理解は出来たけれど、この講義をみて何を話し合えばいいものか、、、、

優柔不断な私は重要なポイントだけを押さえることが苦手で、なんとなく広く浅く捉えてしまいがち。でもそうすると、全体をぼんやりとしか覚えていないから、深いところまで考えが至らないんです。曖昧なことしか言えない。自分がここだ!!と思う部分を掘り下げていく練習をしないといけないのかなー

 

実際にSeminarの試験が始まると、緊張もあってか言いたいことがまとまらず、私の発言によって何度かグループのメンバーに混乱をもたらしました。大迷惑。笑

でも全部が全部、私の発言内容が問題だったわけではなくて、英語の発音の問題の方が大きかったと思います。ちょっと言い訳になるけれども、私のグループは私以外の3人はみんな中国人のクラスメイトでした。私自身、私の英語が完全なる日本人的英語発音であることは重々、これでもかってくらい承知しています。

 

ただ!!!そうであっても!!!

 

日本人が日本人アクセントで英語を話すように、中国人にも中国人アクセントがかなりあるわけです。なので、同じ日本人同士だと英語で話しても理解しやすいように、やっぱり中国人同士でも、その英語は理解しやすいわけです。グループでただ一人の日本人である私を除いて、、、

ぶっちゃけ、私にとっても中国人アクセントの英語はいまいち聞きなれず、どれだけ他のメンバーが理解していても、私には聞き取れないことも多いのです。まあ、それは逆もしかりで、私の日本人なまりの英語は中国人クラスメイトには全く通じないのですが、、、、

 

だって、例えば話し合いの中で「emoji」が話題に上がった時のこと。emojiはもちろん我ら日本人の誇るべき発明「絵文字」のことです。日本語がそのまま英語として広く使われるようになっています。日本人だと普通に「えもじ」という風に発音しますが、グループのみんながこの「emoji」という単語を最初に出したとき、私は全く聞き取ることが出来ませんでした。みんな「えもじ」って言ってなかった!!!なんか良く分からんけど全く違う発音だった!!!!こんなのあり!!?日本語オリジナルなのに理解できないなんて!!!!!悔しい!!!!

 

これは、本当に自信喪失しました。国ごとの発音の違いがもたらす影響をここまで実感したのは初めてでした。多分、その中でも韓国人の話す英語は日本人と近いものがあるので、日本人にとっては聞き取りやすいものなんだと思います。完全なネイティブアクセントで話すことが出来るようになれば、全く問題なくなるとは思いますが、そんな日が来るとは到底思えない。それでも、少しでも今の発音を矯正しなければこのままではやばい!!!

 

こんな感じのことを思いながら、何が言いたいのかというと、Seminarの試験はボロボロでした。はい。笑

私の英語をグループのみんなはどうにか理解しようと頑張ってくれるものの、やはり理解できず、討論がそこで止まるor無かったことになる。さらに、グループで話していることが私だけ理解できずに、話に参加できない。つらい。。。

 

 

言いたいことはたくさんあるし、講義の内容だって理解してる。でもそれだけではダメなんですよね。自分の意見を英語で伝える為の基礎中の基礎として、『発音』をこの一年間で磨いていく必要性を考えさせられたテストでした。

 

人と英語で話すのが怖くなってしまったけど、なんとかするしかない。

がんばろ。