イギリス大学院留学 生活日誌

20代最後の挑戦!思い出として残しとこう。

学生証げっと!

今週一週間はIntro weekといって、大学全体で新入生へのオリエンテーションや日本の大学でいうサークル紹介などが行われます。Postgraduate studentsだけでも4000人以上が入学するらしく、Undergraduate studentsも合わせるとそれはもうすごくたくさんの学生が入学することになります。

今まではアジア系の学生が多く、構内のスペースにも余裕があってどことなく落ち着いた雰囲気だったのが一変し、ヨーロピアン系アラビック系とありとあらゆる学生たちで賑わっていて驚きました。どこもかしこも人でいっぱい、、、、

人見知りかつ賑やかな雰囲気が苦手な私にとっては、慣れるまで毎日ソワソワしてしまいそうです。いろんな場所でサークルの勧誘とかやっててちょっと懐かしい。

 

これだけたくさんの新入生がいるので、オリエンテーションや学生登録などは曜日や時間帯などを小分けして進めていくようです。多分これは学部ごとなのかな、、、?

ひとまず大学の方からタイムテーブルが送られてきました。私の場合、火曜日の午後からちょっとした講堂みたいなところで1時間かけてWelcom Talkがありました。要するに「入学おめでとう!」というお話です。日本の入学式ぽい感じでは全くなくて、もっとフランクな感じでした。そんな感じで何事もなくこの日は終了でした。あっさり。

 

ちなみに、この会場はStudent Unionという建物にあるのですが、この建物も広くて辿り着くの迷ってしまっいウロウロしていると、ビリヤード台が何台もある大きなパブを見つけました。噂には聞いていたけれど、イギリスの大学には本当に大学が運営するパブがあるんですね、、、、

もう少し大学に慣れて友達が出来たら、このパブでお酒飲みたい!!!

 

 

一日空けて木曜日になると、今度は入学手続です。まずは日本の大学の卒業証明書や成績証明書の英訳バージョンを提出し、パスポートやVISAチェックをします。私のタイムテーブルでは11:30からとなっていましたが余裕をもって11時前に着くように行くと、既にそこには行列が、、、、、っ

一時間以上並んで書類チェック自体はすぐに終了。スタッフの人の指示で次の場所へ移動します。ちょっとスタンプラリーしてるみたい(笑)

大学にある保健室?的な所へ行って登録をしなければいけないようです。これが今までいた場所からは結構離れたスポーツジムとか体育館がある場所まで行かなければならず、雨が降ってきたこともあってそれなりにしんどかったです。折り畳み傘持っててよかったー!でも、またまた迷ってしまい、時間と体力がどんどん失われていきます。

 

イギリスへ留学する為には事前にVISA申請の際に保険料も支払っているので、本来なら無料で地元のお医者さんに診てもらうことが出来るのですが、どうやらそれを大学で受診できるらしいです。多分。2年間ワーホリで滞在していた時もNational Insurance Numberを持っていたのですが、あまり役に立たないという噂を聞いていたので、自分で1年間だけ海外旅行保険に入り日系の病院に行ったり、2年目は自力で治すことに全力を尽くし、結局現地の病院に行くことはありませんでした。高い保険料払ってるのに勿体なかったかな、、、?

なにはともあれ、大学で病気の相談が出来るのはすごく有難いので言われるがままに質問紙に答えていきます。主に喫煙と飲酒についての質問でした。ここで迷ったのが予防接種についての項目。ACWYとMMRってなに? その場で調べてみると、ACWYが髄膜炎菌ワクチンで主にアフリカへの旅行などの際に必要なワクチン、MMRが麻疹・おたふくかぜ・風疹のための三種混合ワクチンとのことでした。日本ではMMRは学校などでも受けるため、ほとんどの人が摂取しているようです。ただ、ACWYについては記憶になかったのでとりあえずNot Sureで提出しました。

それからまたなが~~い時間順番を待ち、ようやく保険の先生?らしき人との問診です。ACWYを受けたか分からない、と答えると「今すぐここで注射できるけどどうする?」と聞かれ、注射が苦手でまさか今日打つとは全く一ミリも考えておらず、少なくとも覚悟する時間が必要だったので、「ちょっと両親に確認してからにしたい。」と逃げました。後から母に電話で確認すると、やはりMMRは摂取しているけれどACWYは打ってないだろうとの結論に。後からでも予約して摂取できるようなので、その時までに覚悟を決めたいと思います。別にそんなに痛くないって分かってはいるけれでも、いきなり注射を打つ度胸もないビビりな性格。前もって注射を打つって分かっていれば大丈夫なのに←

 

その後はまたお決まりの場所移動!坂を下るとまたまた長い行列が見えてきました。また並ぶのか、、と思ったけれでも今回は強い見方がついています!!保健室登録を待つ間に大学からFast Track Statementのメールが来ました。内容を見るとディズニーランドのファストパス的な感じで、違うドアから入れるよーとのことでした。実は入学手続きにはオンラインで事前に色々と情報などを入力しなければならず、それをきちんと完了している場合はこのファストパスをもらえるそうです。なのでこのメールをスタッフの人に見せると、並ばずにすすっと中へ入ることが出来ました。雨脚も強くなっている中で外に長時間並ぶの厳しかったので本当に事前登録しっかりしていて良かった!前日(当日?)の深夜1時頃に慌ててやったので、本当に滑り込みセーフだったのかも。

ファストパス効果で特に並ぶことなくすぐに受付へ。ここでもパスポート見せて情報に間違いがないことを確認したり規約にサインをして、、、、

 

ついに

学生証げっと!!!!

 

Pre-sessional ccourseの時も学生証は発行されていて、それとまったく同じカードではあるのですが、ここでようやく本当に大学院に入学したんだな、と実感が湧きました。前のはコース中だけの短期用でもう有効期限も切れてしまっていたので、、

同じカードではあるけれども、もっともっと嬉しかったです。

 

朝10:30頃に家を出てから15:30に学生証を貰うまで、10回以上も中国人に間違われ、中国語で話しかけられながら続いた飲まず食わずの長い旅はここで無事に終了しました。来週からいよいよ授業も始まるのでドキドキです!

 

 

 

 

 

 

 

Chatsworth House

友達に誘ってもらいChatsworth Houseへ出かけてきました。

ここはPeak District National Park というものすごく広い公園の中にあります。

なんでも16世紀に建てられ、あの!岩倉使節団も訪れたことがあるとのこと。すごい!!岩倉使節団ってイギリスのこんなところにも来てたんだなあ~

2005年に公開された映画『プライドと偏見』のロケ地にもなっているそうで、友達はこの映画と原作の本が好きらしく、すごく楽しそうにしていました。『プライドと偏見』という作品の名前は聞いたことがあるけれでも、本を読んだことも映画も観たこともない私にはちんぷんかんぷんでしたが、私がハリーポッターのロケ地に興奮するようなものだろうな、と考えるとその気持ちに心から共感できました。楽しそうでなによりです。

 

市街地からバスに揺られること1時間ほどでチャッツワースハウスに行くことができます。途中、降りる場所を逃して終点まで行ってしまい、運転手さんに笑われながらお菓子を分けてもらったりと、なんやかんやありましたが、無事にチャッツワースハウス目の前のバス停に着くことが出来ました。往復で£6だったので片道£3、学生割引はありませんでした。でも、このバスのチケット?レシートをチャッツワースの入場券を購入する際に提示すると£2の割引を受けることが出来ました!通常の入場料が£21なので、£19で入場できることになります。それでもちょっとお高め?

 

周りは牧場で羊がたくさんいた!バスの中から馬や牛もたくさん見かけました。

f:id:hanamaru-cha3:20180924061521j:image

 

チャッツワースハウスへの入口

f:id:hanamaru-cha3:20180924061928j:image

 

この建物は何度も増改築が行われたようで、THE ヨーロッパ!!という感じのきらびやかなお部屋がたくさんありました。友達たちは映画に出てきたシーンを再現しようと、熱心に写真撮影にのめり込んでいて、私も映画を見ておけばよかったなあーとちょっと後悔、、、

噴水もどうやら映画ファンには外せない重要スポットらしいのですが、生憎のお天気の為、この日は噴水のある方には行くことが出来ませんでした。溢れないように水を止めているらしいです。

 

この羊のぬいぐるみはいろんな所にたくさん置かれていました。かわいい♥️もはや途中からこの羊を探すことを目的にしてた。

f:id:hanamaru-cha3:20180924061526j:image

 

この階段も映画のシーンにあったらしい。あとは、石膏像のとことかお土産屋さんに置いてある置物?の前でも友達が写真を撮りまくってたので、映画に関係しているんだと思います。

f:id:hanamaru-cha3:20180924061621j:image

 

階段に肖像画がたくさん飾ってあって、ここはちょっとハリーポッターみたいなのでお気に入りポイント。

f:id:hanamaru-cha3:20180924062146j:image

 

内部を一通り見学した後は雨もひどくなってきたので、お隣のレストランでアフタヌーンティーを楽しむことにしました。イギリスに来て何度かアフタヌーンティーをする機会がありましたが、ケーキやら紅茶やらが準備されるのを目の前にすると、何回やってもテンションが上がる\(^^)/

f:id:hanamaru-cha3:20180924061920j:image

 

チャッツワースハウスへ来ているのは年配層の方が多く、落ち着いた雰囲気でのんびりと時間を過ごすことが出来ました。少し足を延ばしただけでこんなに自然豊かな場所に来られるなんて知らなかったので良い発見です。これから寒くなりますが、また暖かくなってきたら、ピークディストリクト公園を散策していきたいです。

York

一泊二日でYorkに住むお友達へ会いに行ってきました!

YorkへはCross Country Trains という会社が運行する電車に乗って、私の住む街からは片道1時間弱で着いてしまうご近所さんです。時期や時間帯によってはお値段もお手頃で私は往復£13.30の激安チケットでした\(^^)/

月曜日の朝9時頃初の電車に乗って10時頃Yorkへ到着です。York駅はイギリスの中でも綺麗な駅として知られているらしく、広くて立派な佇まいの駅です。観光客も多いのでスーツケースを持った人たちも多く見かけました。この駅には改札がないので、特に切符などを見せることもなく電車から降りたらそのまま駅の外へと出ることが出来ます。ヨーロッパでは度々あるシステムですが、しばらく改札を探してうろうろしてしまう、、、

f:id:hanamaru-cha3:20180923071705j:image

 

 

 

さて、駅まで迎えに来てくれていた友人と合流し、最初の目的地 National Railway Museumへ!この鉄道博物館は駅のすぐお隣にあるのでとても便利です。

実はYorkのシンボルとしてはヨークミンスターという教会があるのですが、私の中ではこの鉄道博物館の方が楽しみでした。正直言うと、ヨーロッパはどの教会もすごすぎて違いが良く分からない。贅沢な悩みです。笑

f:id:hanamaru-cha3:20180923071741j:image

博物館には実際に使われていた電車がたくさん展示されていました。イギリスの電車は車輪の大きさや色使いなども日本の電車とは雰囲気が全く違い、内装も豪華なものが多く、こんな電車に乗って旅が出来たら素敵だな~と思わせるようなものばかりでした。実用性だけでなくデザインにもこだわっているあたりが、大英帝国の強さと余裕を感じます。

f:id:hanamaru-cha3:20180923071833j:image

 

 

ホグワーツ特急みたいな電車

f:id:hanamaru-cha3:20180923071930j:image

 

ユーロスター

f:id:hanamaru-cha3:20180923072000j:image

 

なんか格好良い!!

f:id:hanamaru-cha3:20180923072106j:image

 

 

日本の0系新幹線もありました!これが見たかった!!!イギリスの博物館に展示されるくらい誇れる日本の技術。近くにいた親子が「1番速い電車だー」と話していて嬉しかった😆

f:id:hanamaru-cha3:20180923074354j:image
f:id:hanamaru-cha3:20180923074402j:image

 

 

 

鉄道博物館の後はヨークの街をぐるっとお散歩しました。小さな街なので一日で周ることが出来ます。街全体が城壁で囲まれていて、城壁の上を歩いてまわる事も出来ます。

 

ヨークミンスター


f:id:hanamaru-cha3:20180923074840j:imagef:id:hanamaru-cha3:20180923074910j:image

 

そしてそして、一番楽しみにしていたのシャンブルズ通り!!この通りは本当に短くて狭い小さな通りなのですが、この一角がハリーポッターのダイアゴン横丁に似ているんです!通りに並んだ建物が通りに向かって迫り出すように建っていて、この歪さが確かにダイアゴン横丁ぽいっ!!ハリーポッターを意識して、グッズを売るお店もありました。お昼と夜ではまた雰囲気も変わるので、ハリーポッターが好きな人にはオススメです。

f:id:hanamaru-cha3:20180923074529j:image
f:id:hanamaru-cha3:20180923074524j:image
f:id:hanamaru-cha3:20180923074535j:image

 

 

 

知らなかったのですがヨークはなんとキットカット発祥の地らしく、チョコレート屋さんも結構ありました。工場見学ツアーみたいなものもあるようです。でも、そんなにキットカットを推している様子もなく、種類も少ない、、、日本にあれだけたくさんの味があるのに。日本は世界で一番キットカットの味の種類?を販売している国とのことです。日本の商魂のたくましさをヨークの人たちに分けてあげたいっっ!

 

謎にパイレーツ博物館なんかもありました。海が近いわけではないのになんで海賊?と思ったりしましたが、昔の海賊はとてもアクティブだったようで、海賊の働きで文化や流通などが発展したらしいです。この辺はいまいち難しかった。でも、この博物館は良い意味で期待を裏切るクオリティでした。ディズニーランドにあるIt's a small worldをイメージすると分かりやすいのですが、乗り物に乗りながら海賊の?ヨークの?昔の生活を知ることが出来るんです。人形なんかもめっちゃリアルで、日本語での音声ガイドもあって、めちゃくちゃ楽しかったです!!!!ちょこちょこシュールなブリティッシュジョークもあったりして、大満足なアトラクションでした。子供には怖いかもですが、歴史が好きな大人にはぴったりだと思います。

 

夜には日本人の方が経営する日本食のお店に行って、偶然やっていたLanguage Exchangeに混ぜてもらったりと賑やかに過ごすことが出来ました。

 

そして、二日目は友人が通う大学の見学をさせてもらいました。大学によって全然違うので見たり話を聞くのはとても参考になります。この方は今年大学院を卒業されるイギリス大学院生としての先輩でもあるので、ここぞとばかりに色々なお話を聞かせて頂きました。実際に経験しないと分からないとはいえ、不安に思っていたことを聞けてとても有難かったです。卒業後の進路についても相談に乗って頂き、これからの学生生活でやるべきことを再確認です。

 

楽しい時間はあっという間に過ぎ、あっという間に帰りの電車の時間です。20時半頃の電車に乗って22時前に帰宅。

 

とても魅力に溢れたヨークの街でしたが、それ以上に友人に会い、たくさん話せたことが何よりも嬉しかったです。お互いにイギリスの大学院で勉強することを選択し、目的は違っても同じ苦労を語り合える心強い存在。一足先に卒業するこの尊敬できる友人を目標に、私も自分なりに進んでいこう。

 

Presentation いよいよ本番

あれだけ嫌だ嫌だやりたくない、と言っていたプレゼンテーションもいよいよ発表の日になってしまいました。終わった後は解放感でいっぱい。

 

最終プレゼンテーションの課題は「Sustainable Development」についてでした。日本語に訳すと、「持続可能な開発」です。wikiによると、「将来の世代の欲求を満たしつつ、現在の世代の欲求も満足させるような開発」とのこと。む、難しい。

どうやら2015年の国連総会で、2030年までの15年間で達成するべき目標が決められたようです。これは経済分野、教育分野、環境分野などの17の目標に分かれていて、それぞれに達成のためのターゲットがある、ということを最初の説明でぼんやりと理解しました。Wikiさんにもお世話になりました。

 

大学院での専攻が近いクラスメイトとペアになってプレゼン発表をする、とのことで私は以前と変わらずトルコ人の女の子とのペアです。私たちは教育を専攻するので、17個の目標の中でも「教育」の項目が課題となります。

教育分野での主な提言は、「全ての子供が質の高い初等・中等教育を受けられるようにする」というもの。この提言について、現在の達成度、国による実情、なぜ教育が必要なのか、どうすれば目標を達成できるのか、、、などなどをプレゼンに盛り込んでいきます。

 

途中で話を広げすぎて収拾がつかなくなったり、デザインやデータの見せ方でもペアの子と意見が食い違ったりと、ペアワークなりの苦労もありましたが、意見を話し合える人がいるのは私にとって有難かったです。自分だけだと間違った方向に行った時に気が付かずそのままにしたりしてしまうし、他の人の見方を知ることで勉強にもなりました。ちょこちょこ全く関係ない話で盛り上がって、時間を無駄にしたことも良い思い出です。当たり前だけど、日本と全く違っていてトルコの文化もすごく面白い!!トルコにも行ってみたいなあ。

 

プレゼン用のパワーポイントが出来上がった後は、2000wordsのessayも同時期に進めていたのでお互いに余裕がないこともあって、発表の練習は主に個人でやることに決めました。

 

私の場合は、一度話す内容を全部文章で書き起こして、ひたすら暗記します!!プレゼンが上手な人はパワーポイントのスライドを見て、その場で文章を考えたり出来るのかもしれませんが、私はまだまだそんなレベルには達していないので、暗記するしかありません。そうでもしないと、人前に立ったらパニックで頭が真っ白になってしまい、何を話せばいいのか思いつけるわけがないからです。不安な単語の発音も調べてみますが、私の話す英語のどれが合っていて、どれが間違っているのかなんて分からないので、とりあえず絶対に間違っているであろう単語だけ練習します。

 

大事な部分を強く発声したり、間を取る、などのテクニックも加点ポイントとして挙げられているのですが、やってみるとなかなか上手く出来ません。文章をすらすらと話すことと、重要な単語の前に間を空けることとを同時に出来ないんです、、、 

TEDやYoutubeで人が話しているのを聞いていると簡単そうに見えるのに、現実は非情です。あんなにも人前でイキイキと話している人たちも、見えないところでたくさん練習を積んだのかもしれませんね。

 

Pre-sesisonal コースの間、課題としてTEDの講義が挙げられることが数回ありましたが、すごく面白いし勉強になるなと再認識。英語のリスニングの勉強だけじゃなくて、内容もその道のプロが話すだけあって専門的な知識を知るきっかけになるし、今回のプレゼンテーションをする上では、話し方の参考にもなることが分かりました。どう話せば聞く人の興味を引けるのか、それは内容や構成もだけれども、話すときの空気の作り方もすごく重要になってくると思います。自分だけの空気感?というものを作れたら、やりやすいんだろうなー。すごく曖昧な表現になってしまいましたが。笑

 

ともはかくあれ、プレゼンテーション本番は無難にこなせたかと思います。内容を飛ばしてしまい、少し前後する部分もありましたが、今の自分の実力では及第点ってところです。こればっかりは、もっと場数を踏むしかないので、その時が来たらまた嫌だ嫌だやりたくない、と心臓が口から出そうな思いをしながら挑む所存です。今回はペアだったから少し心強かった分、自分一人だけで発表するとなったらどうなるんだろう。つらい。

 

今回良かったのは、自分一人だけが緊張しているわけではないと感じられたことです。他のクラスメイトの発表を見ていても、すごく緊張しているのが伝わってきたり、ちょっと失敗したりと、様々でした。人前に立つことが好きでプレゼンも上手にまとめられている人ももちろんいましたが、それはむしろ少数派で、大多数のクラスメイトは私と同じように嫌だ嫌だやりたくない、と思いながらそれでも踏ん張って人前に立っているんだと思います。恥ずかしがり屋の多い日本人だけでなく、どの国の人も変わらず人前は苦手なんだと知りました。

たまに例外で、「プレゼンとか超楽勝じゃん!適当に話せばいいだけだよ!」とかいう人もいますが、それが出来たらこんな苦労してないわけで、お願いだからただ黙って見守っていてくださいとしか言えません。

 

とりあえず、得意不得意がある中で、超不得意なプレゼンテーションなんとか終了です。

 

 

 

Seminar

私の大学ではPre-sessional courseを終えてPostgraduateに進学するためには、3つのテストをクリアしないといけません。もともとIELTSのスコアが足りなくて、その分のスコアを補う為にpre-sessionalを受講するので、それなりに厳しいです(´・ω・`)

 

1つは2000wordsのessay、2つ目がクラスメートとペアで行うpresentation、そしてseminarです。セミナーと聞いて、なんとなく講義を受けて質問とかする感じかなーって軽く考えていたのですが、実際のセミナーは全くの別物で、4人1グループで事前に課される講義について約30分間ほど話し合うというものでした。もはやDiscussionとかにしたほうが分かりやすい、、

 

セミナーのテストは2日間に渡り、午前中は通常の授業をした後、午後からグループ毎に指定された時間に教室へ行ってスタートします。課題となる講義はその日の11:00丁度に大学のサーバー上にアップされ、1日目・2日目とで違う講義が用いられるとのことでした。私のグループは14:00にテスト開始だったので、テストまで3時間あるのですが、この講義自体が1時間弱あるので、移動時間などを考えるとそんなに何回も繰り返して観ることは出来ず、重要だと思う部分だけを理解するので精一杯です。このセミナーのテストでは1人につき最低1つはグループのメンバーへ質問をすることが合格の最低条件になっているので、その為の質問も考える必要があります。これが難しい、、、

暗黙の了解というか、なんとなくお互いに協力し合って話し合いを進めていくので、他の人が答えやすい質問を考えます。笑

 

私たちの講義のテーマは「第二言語習得」についてでした。非英語圏の人が英語を学ぶことの難しさや、反対に英語を母国語とする人が英語以外の言語を学ぶことについて。様々な言語の成り立ちや歴史、または発音や形、文法の特徴などありとあらゆることが約一時間に渡って語られていました。興味は引かれるし内容もそれなりに理解は出来たけれど、この講義をみて何を話し合えばいいものか、、、、

優柔不断な私は重要なポイントだけを押さえることが苦手で、なんとなく広く浅く捉えてしまいがち。でもそうすると、全体をぼんやりとしか覚えていないから、深いところまで考えが至らないんです。曖昧なことしか言えない。自分がここだ!!と思う部分を掘り下げていく練習をしないといけないのかなー

 

実際にSeminarの試験が始まると、緊張もあってか言いたいことがまとまらず、私の発言によって何度かグループのメンバーに混乱をもたらしました。大迷惑。笑

でも全部が全部、私の発言内容が問題だったわけではなくて、英語の発音の問題の方が大きかったと思います。ちょっと言い訳になるけれども、私のグループは私以外の3人はみんな中国人のクラスメイトでした。私自身、私の英語が完全なる日本人的英語発音であることは重々、これでもかってくらい承知しています。

 

ただ!!!そうであっても!!!

 

日本人が日本人アクセントで英語を話すように、中国人にも中国人アクセントがかなりあるわけです。なので、同じ日本人同士だと英語で話しても理解しやすいように、やっぱり中国人同士でも、その英語は理解しやすいわけです。グループでただ一人の日本人である私を除いて、、、

ぶっちゃけ、私にとっても中国人アクセントの英語はいまいち聞きなれず、どれだけ他のメンバーが理解していても、私には聞き取れないことも多いのです。まあ、それは逆もしかりで、私の日本人なまりの英語は中国人クラスメイトには全く通じないのですが、、、、

 

だって、例えば話し合いの中で「emoji」が話題に上がった時のこと。emojiはもちろん我ら日本人の誇るべき発明「絵文字」のことです。日本語がそのまま英語として広く使われるようになっています。日本人だと普通に「えもじ」という風に発音しますが、グループのみんながこの「emoji」という単語を最初に出したとき、私は全く聞き取ることが出来ませんでした。みんな「えもじ」って言ってなかった!!!なんか良く分からんけど全く違う発音だった!!!!こんなのあり!!?日本語オリジナルなのに理解できないなんて!!!!!悔しい!!!!

 

これは、本当に自信喪失しました。国ごとの発音の違いがもたらす影響をここまで実感したのは初めてでした。多分、その中でも韓国人の話す英語は日本人と近いものがあるので、日本人にとっては聞き取りやすいものなんだと思います。完全なネイティブアクセントで話すことが出来るようになれば、全く問題なくなるとは思いますが、そんな日が来るとは到底思えない。それでも、少しでも今の発音を矯正しなければこのままではやばい!!!

 

こんな感じのことを思いながら、何が言いたいのかというと、Seminarの試験はボロボロでした。はい。笑

私の英語をグループのみんなはどうにか理解しようと頑張ってくれるものの、やはり理解できず、討論がそこで止まるor無かったことになる。さらに、グループで話していることが私だけ理解できずに、話に参加できない。つらい。。。

 

 

言いたいことはたくさんあるし、講義の内容だって理解してる。でもそれだけではダメなんですよね。自分の意見を英語で伝える為の基礎中の基礎として、『発音』をこの一年間で磨いていく必要性を考えさせられたテストでした。

 

人と英語で話すのが怖くなってしまったけど、なんとかするしかない。

がんばろ。

 

 

 

 

 

 

やっぱりプレゼンテーション嫌だけど

あっっっっというまに、pre-sessional course が始まってから3週間目も終わろうとしています。

先週までは陽射しもすごく強くて、日焼け止めに帽子は必須だったのですが、ここ数日はむしろ肌寒く、8月初めだというのに夏の終わりを感じています。

 

さて、先週は初めての英語でのプレゼンテーションを経験し、あまりの出来なさにすごく落ち込みました。ネガティブモード突入だったので、クラスメイトの誰よりも自分が下手なんじゃないか、とか、みんな私の出来なさに呆れてるんじゃないか、とかとか、被害妄想の嵐でした。笑

 

あれからまた1週間が経ち、今回はクラスメイトとペアを組み、2人で1つのプレゼンをするという課題が出されました。

このペア決めも、どうせみんな私となんか組みたくないんだろうなー、とか勝手に思って1人でドキドキしてた。

そうこうしながらも、隣に座ってたトルコ人の子と組むことに。

 

お題は、『Cognitive biases』つまり、認知バイアスについてです。心理学系の授業では結構基礎的なトピックで、ハロー効果とか恋の吊り橋効果なんかもこれに当てはまるのかな?

 

実際に英語でこの理論を調べなおしてみて、知識としては知ってはいるけれど、それを英語で理解、英語で説明するとなると、これがすごく難しい。めっちゃ複雑に書かれていたりして、あれ?こんな理論だったっけ?って思うようなことが何度もありました。下手に前もって知識があるから、英語での説明との違いに逆に戸惑ったり、、

 

なので、新しい理論として、もう最初から英語で理解しようとした方が意外とすんなりいくのかもしれないですね(´・ω・`)

まぁ、なんやかんやSkypeなんかでやり取りもしつつ、なんとかペアの子と一緒にプレゼン用のスライドが完成\(^^)/

 

だかしかしばっと、

私にとっての本番はここからです。笑

 

 

私が前半部分の導入とバイアスについての基本的な説明を担当することに。

今回は自分一人じゃないので、尚更プレッシャー感じる_( ´ ω `_)⌒)_

 

ペアで持ち時間5分。後半に具体例とかも入ってくるので、前半は2分間に収めたい。

小学校とかでよくやっていた1分間スピーチは、最後に時間が余ったりして、「1分間めっちゃ長いーー!」と思ったりしてたけど、これが説明するってなると、途端に「1分間短すぎ!こんなんじゃ説明しきれないー!!」となる訳です、不思議と。

 

とにかく言いたいことをまとめた後は、ひたすら部屋でぶつぶつ練習しました。(壁薄いからお隣さんに聞こえてたかな?笑)

 

今回の目標は、

『クラスメイトの方を見て、論理的に説明する!!』

です。

 

文章は丸暗記して、単語の発音とか、間の開け方、強弱なんかを意識しました。

本当は丸暗記はダメなんだと思いますが、人前でパパッと気の利いた言葉なんか出てくる訳ないので、慣れるまでは安全策を取ります。笑

 

 

さてさて、実際にプレゼンがどうなったかと言うと、、、

 

可もなく不可もなく。

 

って感じでした_( ´ ω `_)⌒)___( ´ ω `_)⌒)_

 

先週があまりにも酷かったので、それと比べるとマシにはなったと信じてます。それでもまだまだ改善しないといけない所はたくさんあるし、なにより、やっぱり緊張すると練習みたいに上手くは行かない。

 

ただ!今回は練習をちゃんとした、ってことが自信に繋がったように思います。練習すれば、ちゃんと上達出来ることが分かりました。

 

当たり前のことだけど、プレゼンテーション嫌すぎて避けて生きてきた私としては、大きな発見です。

 

大学院で学ぶからには避けては通れないプレゼンテーション。避けられないなら、やるしかない、ということで、今回も今の気持ちを忘れないように文章に残して置くことにします。

 

 

ちなみに、今日8月9日は長崎県民である私にとっては忘れてはいけない日です。8月6日の広島に続き、長崎に原爆が落ちた日。

 

原爆投下時刻の午前11時02分は、イギリスは午前3時02分、私は夢の中でした。笑

でも、なんとなく、今日の日付を見る度に、こうして平和にイギリスで勉強出来ていることって、すごく幸せなことなんだな、って思いながら過ごしました。

 

うん、プレゼンテーション嫌すぎるとか贅沢言ってないで、頑張って勉強しよう⊂( *・ω・ )⊃

プレゼンテーション嫌すぎる

プレゼンテーション嫌すぎる。

出来ることなら、一生避けて生きていきたい。

 

 

前日にプレゼンの課題を出され、3分間のスライドにまとめなければいけませんでした。

課題は、『2つの似たようなサービスを提供している会社の比較』です。ざっくりしてる。笑

 

準備時間が少ない中、自分なりに内容をまとめ、話す構成や使いたいセンテンスなどの練習もしたつもりでした。

 

でも、実際にクラスで少人数グループの前で発表してみると、全然思うように出来ない。言いたいこととか、大事なポイントも沢山あったはずなのに、気付けばグダグダしたまま終了。

 

悔しいし、自信無くなるし、恥ずかしいし、英語話すのが嫌になりました。つらい。笑

 

あまりにもダメすぎて、もはや改善点しかないけど、ここでこの気待ちを忘れないように書き留めておきます。

 

まず、人前で話すことに慣れていない。

もともとの性格が、すごくあがり症なこともあって、いざプレゼンを始めると頭が真っ白、テンパりまくって、自分で自分がコントロール出来なくなってしまう。

→練習あるのみ。なのかな。こればかりは数をこなして、鍛えていくしかない気がする。怖いけど、恥を恐れず、失敗を恐れず、やってみよう。(出来るだけ、、笑)

 

次は、文法がめちゃくちゃ。

過去形、現在系、進行系で、なんでもかんでも好き勝手に使い過ぎて、聞いてる人は意味分からなかったと思う。

→自主練しよう。家とかで1人でも練習出来るはず。キーワードやグラフなんかをみて、パッと文章で説明出来るようになりたい。ネットで上手な人のプレゼン観なきゃ!そして、良い感じの言い回しがあれば、それを使えるようにする!

 

発音がやばい。鬼やばい。

緊張したのもあるけど、もともと発音は全く出来ない。舌使いが下手っぴなのか、どんなに練習しても言えない。笑

それに、正直に言うと違いも聞き取れない。良くクラスの子たちが発音を訂正してくれるんだけど、いまいち聞き分けられないことが多いんです。何かが違うのは分かる気もするけど、でもやっぱり分からない。←

→これも自主練しかないよね、やっぱり。

単語で発音するのと、文章中で言うのとでは、また違ってくるから、文法を気を付ける、中、発音にもこだわっていこう。どちらかと言えばまずは文法重視で行きたいので、発音にも関しては、『余裕があれば、、』くらいで気にかけて行きたいと思います!

 

 

また、授業で先生が良く、聞いてる人全員に話しかける様にしろ!って言ってました。スライドを見続けるのでもなく、メモを見るのでもなく、誰か一人だけを見るのでもなく、全員とアイコンタクト取るようにして語りかけるらしいです。

これは難しい、、。プレゼン中にそんな余裕全くなかったです。むしろ怖くて見れない(._.)

 

たぶん、自分の英語に自信が無いのが問題だと思うのです。話してても、これで良いのか不安だし、間違ったらその部分に固執してしまって、その後がグダグダになってしまう。吃ったり、話が途切れてしまうことも多かったです。

 

いま自分のダメな所を見直して、どうしたらいいのか考えてみたら、練習するしかないことがはっきりしました。圧倒的に経験不足かつ練習不足です。

 

英語に自信が持てる日が来るのかは分からないけれど、自分の努力に自信を持てるようにしたい。

練習した『つもり』だったし、準備した『つもり』だった。でも実際は全く足りていなかった。

だから、自信が持てないし不安になる。

 

ただでさえ人前で話すことが苦手なのに、それを英語でプレゼンするなんて、難しいに決まってる。

 

プレゼンテーション嫌すぎるし、一生避けて通りたい。

 

そんな気持ちでいっぱいだけど、避けて通れないなら、少しでも上達したな、思ったより嫌いじゃないかも、って言えるようになりたいな。